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Nicene Creed

ニケア信条の解説

キリスト教は大きく分けて西方教会と東方教会に分類されます。西方教会はカトリックとプロテスタントのこと、東方教会は「…正教」と呼ばれる教会のことです。
このニケア信条は、そのどちらにも受け入れられている信条です。
つまり全世界のキリスト教会は、同じ信仰を告白しているのです。
さて、ニケア信条の成立過程は、使徒信条とはかなり異なります。
AD300年過ぎに、アレキサンドリアの司祭であったアリウスが、イエスは永遠の存在ではなく神ではないと主張し、「三位一体」を否定したのです。
その波紋が広がり議論が白熱し、教会の分裂の恐れさえ生じました。
AD323年、コンスタンティヌス帝がローマ帝国の皇帝となった時に、その議論に終止符を打つべく、AD325年にニケア公会議を開催しました。この会議で、アリウス派が排斥されました。こうした経緯を通して確認、承認、成文化されたのがニケア信条です。
この信条は、公式の会議によって採択された最初の信条です。

そ の後、論争はなお続き、AD381年、その時のローマ皇帝テオドシウス1世が、二回目のキリスト教公会議をコンスタンティノポリスで開催しました。そこで ニケア信条が再確認され、さらに文章が少し付加されて、ニケア・コンスタンティノポリス信条が作られました。一般的には、それをニケア信条とも呼んでいま す。
使徒信条とニケア信条を読むと、とても似ていることに気づきます。つまりキリスト教の信仰告白の骨組みはイエス・キリストの昇天直後の頃から変わっていないと言えるのです。

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